京都府高とは

私たちは、京都府立高等学校教職員組合です(略称:京都府高あるいは府立高教組)
このページは、私たちの自己紹介コーナーです。

京都府高の誕生 ~戦後京都の民主運動の歩みとともに~

 京都府高は、教育基本法が生まれ、日本国憲法が施行された翌年、高校三原則(小学区制・総合制・男女共学)が出発した1948年4月に発足した京都府公立高教組を前身としています。
 京都府高は、蜷川虎三氏が京都府知事に当選し民主府政が生まれた翌年の1951年4月、京都府公立高教組が府立高教組と市立高教組に分離して正式に誕生しました。

京都府高はどんなところ?

 京都府高は、京都の府立学校(高校・障害児学校)に働く教職員が加入する教職員組合です。府立学校で働くすべての職種の教職員が参加し、その要求を大切にしています。一人ひとりの願いや要求を実現するために、職場ごとに分会をつくっています。また青年部、女性部、学校職員部(職種ごとに実習教員委員会・司書委員会・現業委員会・寄宿舎委員会を構成)、事務職員部、養護教員部、定時制通信制(定通)部、障害児教育部という専門部を設けています。
» 京都府立高等学校教職員組合規約
» 京都府高にはこんな専門部があります

京都府高はこんなことにとりくんでいます

一人ひとりの要求を大切にした活動をすすめています

「いい授業、いい仕事がしたい」「ゆとりある生活がしたい」「元気で働きたい」…、学校で働く教職員の要求は切実で多彩です。教職員の生活と権利を守り発展させる活動、みんなで子どもと教育の問題を考え力量アップをはかる教育研究活動、元気で楽しく働ける民主的な職場づくりなど、大切な組合活動として重視しています。私たちは、「学校は、臨時教職員も含めて、さまざまな職種の教職員が支え合って成り立っている」この姿勢を基本に、一人ひとりの要求を京都府高の要求として取り上げ、実現に向けて全力で努力しています。

使用者との対等な交渉で要求を前進させ、教職員の賃金や労働条件を改善しています

 私たちの切実な要求は、小さなグチやボヤキも含めて、分会会議などで話し合い、みんなの要求にします。府高全体の要求書も作成します。この要求書は当局(府教育委員会や管理職)に提出します。当局は組合の要求にもとづく交渉を誠実に受けなければなりません。交渉で実現した要求はすべての教職員に行きわたります。
 現在、私たちは、国の激しい公務員賃金攻撃を打ち破り、教職員の生活を守るとりくみや、長時間・過密労働の解消と教職員のいのちと健康を守るたたかい、「子育て休暇」をはじめとした諸権利の拡充、臨時教職員の生活と権利の向上などを中心とした諸要求実現に全力でとりくんでいます。

憲法・教育基本法がいきる「子ども参加、父母・教職員共同の学校づくり」をすすめています

 世界に誇る9条をもつ平和憲法、そしてその理想の実現は「根本において教育の力にまつべきもの」との考えで制定された教育基本法。この二つは民主的な教育と学校づくりの羅針盤です。私たちは、この理念をいかした「子どもが主人公になる学校づくり」「父母・教職員が共同ですすめる学校づくり」に全力でとりくんでいます。
 いま「子どもたちがゆとりも持って安心して学べる学校を」の声は、大きな国民世論になっています。父母のみなさんととりくんできた「30人学級実現を求める3000万教育署名運動」は、17年間で3億4800万筆を積み上げ、東京都を除く46道府県が少人数学級に踏み出しています。「格差社会」が社会問題となる中、どの子にも等しく教育の機会を保障するために、教育条件整備のとりくみはますます大切になっています。

全教・日高教に加盟し、全国の仲間と連帯してがんばっています

 私たちは、教育や福祉の切り捨て政策は、国の悪政に根源があると考えます。教職員の切実な要求には、文部科学行政や労働行政など、国の政治にかかわる課題がたくさんあります。京都府高は、全日本教職員組合(全教)・日本高等学校教職員組合(日高教)や全国労働組合総連合(全労連)に結集し、全国の教職員・労働者と固く連帯して、要求実現のために全力で奮闘します。

京都府高は民主的な運営につとめています

「一人ひとりの組合員が主人公」を原則に、民主的な運営につとめています。大会を最高議決機関とし、各種機関会議(評議員会、執行委員会、専門部総会など)を開催して、職場にうずまく切実な要求をもとに運動方針を煉り上げていきます。要求で団結している組織ですから、組合員の思想・信条の自由、政党支持の自由は完全に保障されます。
「集まれば元気!」を合い言葉に、各種の催しを行い、要求や運動の交流、学習会・教育研究などをすすめています。「すべての職場に分会を!」のもと、府立学校の職場に分会をつくり、分会執行部を中心に、分会会議や職場要求書づくりなどにとりくんでいます。
 あなたもぜひ組合の輪に!
» あなたの加入を心よりお待ちしています(加入フォームへ)
» 組合に加入した若い仲間の声

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